急速に拡大しつつある仮想通貨の中でも、今年になって認知度も高まってきたと感じられるのがRippleリップルです。
今のところ、ビットコイン(BTC)ほどの価格の変動も見られず、リップル(XRP)がトップニュースを飾るような注目を集めてはいませんが、リップル(XRP)を求める人は増えており、リップル(XRP)を扱う取引所も増えてきています。
増えると同時に、フィッシング詐欺などの被害に遭った方からの報告などもあり、リップル(XRP)取引所へアクセスする際に検索結果の広告リンクを踏まないようにするなど、注意すべき点もあります。
リップル(XRP)を購入する際にオススメの取引所を書いてみましたので、あくまで個人的なオススメですが、参考にしてください。
Rippleリップル(XRP)が銀行も変えていくかも
リップル(XRP)が銀行が担っていた国際送金のシステムに換わっていくと、銀行のあり方そのものを変えていく可能性もあります。
海外送金の手数料の高さ、手数料よりもかかる時間の長さというハードルが送金を困難にしていましたが、それを解決するひとつの提案がリップル(XRP)として構築されつつあります。
リップル(XRP)のプロトコルを使うと、即時にわずかなコストでの送金が可能になることから、各国の銀行間取引で利用されていく流れです。
【リップル(XRP)を採用している金融機関・決済サービス等の一部】
Bank of England(イングランド銀行) |
Federal Reserve System(連邦準備制度) |
Monetary Authority of Singapore(シンガポール金融管理局) |
Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ(三菱東京UFJ銀行) |
Japan Post Bank(ゆうちょ銀行) |
Mizuho Financial Group(みずほフィナンシャルグループ) |
Sumitomo Mitsui Banking Corporation(三井住友銀行) |
SWIFT(国際銀行間通信協会) |
American Express(アメリカン・エキスプレス) |
MIT(マサチューセッツ工科大学) |
仮想通貨が流通を始めて10年近くがたち、150以上の仮想通貨が誕生している中でも、リップル(XRP)の決済プロトコルとしての将来性などは非常に高いと思われます。
⇒参照:日経ビジネスオンライン―「リップル」は仮想通貨の本命か
Rippleリップルとは
リップルを3つの観点から見ることができます。
- 法人としてのリップル
Chris Larsenを代表とするRipple Labs, Inc.という法人としてのリップル。
- プロトコルとしてのリップル
電子決済・電子送金プログラムとしてのリップル。
ブロックチェーンを使わないリップルは即時送金が可能となります。
- 仮想通貨としてのリップル
フィアット通貨やビットコインなどとも交換可能な仮想通貨としてのリップル。
XRPは、交換を担うゲイトウェイを通じて交換され、プロトコルとしてのリップルを通じてフィアット通貨を送金する際にはXRPが消費されます。
⇒参照:bitFlyer(ビットフライヤー)の用語集
Ripple リップル(XRP)が購入できるおすすめの取引所
リップル(XRP)を購入する際に、おすすめの取引所を紹介する前に、アクセス時に注意すべき点をお伝えしておきます。
詐欺リンクを踏まない
取引所のサイトに最初にアクセスする際には、直接URLを入力するか、信頼できるサイトから直リンクで飛ぶようにしてアクセスし、取引所のURLをブックマーク。次からはブックマークからアクセスする方が安全です。
検索結果からアクセスしようとして表示されていた広告サイトを踏んでしまうと思わぬ被害に遭う危険があることを、実体験で注意喚起してくれている方がいます。
仮想通貨取引所を検索し、検索結果の表示からアクセスする際に踏んでしまったサイトから、フィッシング詐欺に遭い、3桁のBTCの盗難被害に遭ったそうです。
取引所を検索してアクセスする際には特に注意を。
このページで明示しているURLは取引所の正規のURLですのでご安心ください。
bitbank (ビットバンク)
公式サイトURL ⇒ https://bitbank.cc/
bitbank (ビットバンク)は手数料が安く、日本円でリップル(XRP)の購入をすることだけに注目して考えると一番オススメの取引所です。
初めて購入する際には、ほとんどの方は日本円でリップル(XRP)を購入することになるので、手数料が安いbitbank (ビットバンク)にメリットがあるのです。
専用アプリもあります。
- BTCN(ビットコインニュース)
bitbank (ビットバンク)は仮想通貨のニュースサイトBTCN(ビットコインニュース)を運営しています。初心者向けの内容や、有益な情報も多いので、要チェックです。
⇒bitbank (ビットバンク)公式サイトはこちら
DMM Bitcoin (ディエムエムビットコイン)
公式サイトURL ⇒ https://bitcoin.dmm.com/
2018年1月に開設された取引所ですが、タレントのローラさんの出演するCMなどで、仮想通貨に興味がなくても名前だけは聞いたことがある人も多いかもしれません。
DMMビットコインの特徴は、アルトコインのレバレッジ取引もできるという点です。
ビットコインのFXができる取引所はDMMビットコイン以外にもありますが、アルトコインのFXができるところはほとんどないので、この点には注目です。
FXは初心者向けとは言えませんが、将来的にFXも始めたいとお考えの方にはいいかもしれません。
新規で口座開設をするとキャッシュバックがあるキャンペーンなども行われているのでチェックしてみてください。
DMM Bitcoin専用のアプリもあります。
⇒DMM Bitcoin (DMMビットコイン)公式サイトはこちら
GMOコイン
公式サイトURL ⇒ https://coin.z.com/jp/
GMOコインはインターンネットサービス大手のGMOが運営する取引所で、2018年よりアルトコインでのFX取引も開始されました。
GMOコインのサイトにあるリップル(XRP)の説明も参考になります。https://coin.z.com/jp/corp/information/xrp/
GMOコインのアプリもあります。
⇒GMOコインアプリ
⇒GMOコイン公式サイトはこちら
Coincheck(コインチェック)
公式サイトURL ⇒ https://coincheck.com/
Coincheck(コインチェック)では購入できる仮想通貨の種類が多いのが特徴です。
2018年9月現在、一時的に新規ユーザー登録を制限しているようですので、公式サイトから再開を確認してください。
ビットコインの取引手数料が無料のキャンペーンも行われていますので、公式サイトから確認してください。
Coincheckのアプリもあります。
⇒Coincheckアプリ
⇒Coincheck(コインチェック)公式サイトはこちら
BitTrade(ビットトレード)
公式サイトURL ⇒ https://bittrade.co.jp/
BitTrade(ビットトレード)は小島瑠璃子さんを広告に起用している取引所で、ビットバンクに似た取引所と言えます。理由はビットトレードがビットバンクと同じシステムを採用しているからですが、
ビットバンクとビットトレードを比較するとビットバンクの方がメリットは多いように感じますが、アルトコインの手数料の安さはビットトレードのメリットと言えます。
⇒BitTrade(ビットトレード)公式サイトはこちら
BITPOINT(ビットポイント)
公式サイトURL ⇒ https://www.bitpoint.co.jp
BITPOINT(ビットポイント)はサッカー日本代表の本田圭佑選手をイメージキャラクターに起用しているCMで御存じの方もいるでしょうか。2018年よりリップルの取扱いを始めたビットポイントの特徴は取引手数料無料、送金手数料無料、口座管理費無料などのコストの安さ。
電話サポートがあることも初心者に安心感を感じさせる取引所です。
BITPOINTのアプリもあります。
⇒BITPOINTアプリ
⇒BITPOINT(ビットポイント)公式サイトはこちら
Xtheta(シータ)
公式サイトURL ⇒ https://xtheta.co/
Xtheta(シータ)は日本初の仮想通貨取次業としてサービスをスタート予定ですが、2018年5月の予定が延期された旨が公式サイトに告知されていて、現在のところスタート時期は未定です。
仮想通貨取引所での取引は個人の判断で売買を行うのに対し、Xtheta(シータ)は、国内の認定取引所を通して客の仮想通貨取引を取り次ぎを行うことを予定しています。
自分で取引するよりも手数料は高く設定されていますが、初心者で、専門家の助けを借りての始めたいという人向けのサービスです。
今後のサービス開始時期などは、公式サイトの発表を確認してください。
⇒Xtheta(シータ)公式サイトはこちら
Rippleリップル(XRP)の安全な管理方法は
取引所でリップル(XRP)を購入し、購入したリップル(XRP)は取引所にそのまま置いている方が多数派だと思いますが、こうして取引所に置いておくことには危険もあります。
現実にハッキングによって自分のリップル(XRP)が取引所から盗まれる被害も発生しています。
購入者側の問題としてセキュリティーの甘さも指摘されます。取引所から促されている二段階認証ですら完了させないままにしている購入者も少なくはありません。
ハッキングでせっかく購入し、値上がりしていたものが盗難被害にあってからでは遅すぎます。
ハードウェアウォレットで仮想通貨を“物理的”管理
皆さんはお財布はどんなものをお使いですが?仮想通貨という手では触れないものを補完するのには物理的なお財布なんて不要ですが、その仮想通貨の保管に使うものは手で触れるものなのが不思議な感覚です。
ハードウェアウォレットとはUSBメモリのような記録媒体を使うということを意味しています。仮想取引所ではなく、仮想通貨専用の保存機器の中に仮想通貨を入れて保管するというのは、皮の財布に硬貨を入れているようなものです。
インターネットから遮断された機器で保管することで、ハッキング被害のリスクを避けことを考えてハードウェアウォレットを使う人が増えています。
ハードウェアウォレットのメリットとしては、遮断された機器で保管することによって、取引所の破綻やハッキングによる盗難による仮想通貨の損失を防ぐことができることです。
ハードウェアウォレットのデメリットとしては、暗証番号に相当するリカバリ―フレーズやリカバリーシードを紛失してしまうと、ハードウェアウォレットから取り出すことができなくなるということです。
ハードウェアウォレットを購入するなら
ハードウェアウォレットでオススメなのがLedger Nano S(レッジャーナノS)です。
Ledger Nano S公式サイトURL ⇒ https://hardwarewallet-japan.com/
レッジャーナノは主要な仮想通貨のほぼ全てに対応しています。
⇒Ledger Nano S公式サイトはこちら
ハードウェアウォレットの中古品は買ってはいけない
ハードウェアウォレットを購入する際には必ず公式サイトからの購入をオススメします。
“未使用”をうたっていても、他人の手に渡ったものである以上、ハードウェアウォレットに何らかのウィルスなどを仕込まれている可能性は排除できません。
それではわざわざハードウェアウォレットを使う意味がありませんし、余計なリスクを背負うことも考えられます。
必ず、公式サイトから正規品を購入されることをおすすめします。
リップル(XRP)購入にオススメの取引所情報まとめ
ご紹介した取引所情報はこちらです。
- Rippleリップル(XRP)が銀行も変えていくかも
- Rippleリップルとは
- リップル(XRP)が購入できるおすすめの取引所
- 詐欺リンクを踏まない
- bitbank (ビットバンク)
- DMM Bitcoin (DMMビットコイン)
- GMOコイン
- Coincheck(コインチェック)
- BitTrade(ビットトレード)
- BITPOINT(ビットポイント)
- Xtheta(シータ)
- Rippleリップル(XRP)の安全な管理方法は
- ハードウェアウォレットで仮想通貨を“物理的”管理
- ハードウェアウォレットを購入するなら
- ハードウェアウォレットの中古品は買わない
仮想通貨の急速な拡大に新たな法整備などが後から追いかけている状況から、規制や勧告を受けて取引所のサービスに変更も行われています。
ご紹介した取引所などの情報は、公式サイトから最新の状況を確認のうえ、取引を判断されてください。