WealthNavi(ウェルスナビ)はAI(人工知能)が投資してくれるシステム。自分の資金を自動で投資してくれるため、投資初心者さんにもおすすめです。
今回は、そんなウェルスナビで投資家デビューしてみました。
実は以前にも少しだけ投資に手を出したことがあるのですが、長続きせず……。しかし、ウェルスナビは、再デビューするのにピッタリの商品だったのです。
この記事ではウェルスナビのメリット・デメリット、運用報告などをまとめたいと思います!
将来のお金を増やすなら投資!
一昔前であれば、銀行にコツコツ貯金していればお金は増えるとされていました。しかし、最近では、金利はほぼゼロ……。
つまり、お金を増やしたいなら自分でお金を動かして増やすしかないのです。そのために必要なのが株やFXなどの投資。
しかし、株やFXはしっかり勉強した人ですら失敗する可能性があると思うと怖いですよね。「お金が減る可能性があるなら、現状維持の方が……」と考える人が多いのも納得できます。
実際に私もそう考えていました。とは言っても、老後のことを考えると現状維持も不安。
そんな時に、知識不要で投資できるというウェルスナビに出会いました。
ロボアドバイザー型のウェルスナビなら知識不要!?
一般的に、投資を始めるためにはしっかりとした勉強が必要だと言われています。専門書を何冊も読み、塾に通い……。
しかし、サラリーマンであれば、日中は働いているため、そんな時間はありませんよね。
一方で、ウェルスナビはAI(人工知能)を利用したロボアドバイザーが、世界情勢や相場を考慮しながら勝手に運用してくれます。つまり、知識がなくても、株やETF、不動産などを自動で売買することができるのです。
ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」って?
すでにご説明していますが、ウェルスナビはウェルスナビ株式会社が提供するAIを使った自動投資サービス。SMBCベンチャーキャピタルやMIZUHO銀行などが出資しているため、信頼度も高いと言えます。
そして、私たち投資者がしなければいけないことは、ログインして結果を見るだけ。これなら、誰でもできますよね。
基本的には相場のチェックも不要!
通常、投資をした場合にチェックしなければいけないのが相場のチェック。世界情勢や会社の倒産などが株価に影響するためです。
しかし、AIが自動で判断して投資してくれるため、相場のチェックは基本的に不要。昼間働いているサラリーマンであれば、逐一、相場や世界情勢をチェックしている時間はないため、これは嬉しいですよね。
そして、勉強をして株価の動きを予想しなくていいのもポイントです。素人が今後の動きを予想するというのは、賭けのようなものですからね。
また、ウェルスナビは積立型。簡単に言えば、ウェルスナビの口座に貯金するイメージです。毎月、運用金額が増えることによって複利が働き、資産がどんどん増えるという仕組みなのです。
実際にウェルスナビを利用してみた!
次は、ウェルスナビの画面を見てみましょう。
上の図は、私のウェルスナビのホーム画面です。運用を始めたばかりで、運用期間は短いですが、プラスになっているのが分かるかと思います。
株価チャートを理解しようと思うと勉強が必要となり、なかなかハードルが高いですが、これなら初心者でもパッと理解できますよね。
そして、以下の図は「ポートフォリオ」のページ。
所持している投資商品とその内訳を見ることができます。円グラフと表で表示してくれているので、こちらも一目で内容が理解できますね。
ウェルスナビの収支報告
「実際、どれくらいプラスになるの?」と皆さん気になっていると思います。そこで、ここでは、ウェルスナビの収支報告をしようと思います。
ちなみに、2017年6月9日から運用を開始しています。
2017年6月
302,555円(+2,555円)+0.85%
※月末日の収支
運用期間が短いため大きな収入ではありませんが、1ヶ月弱で2,555円プラスになりました!しかも、知識なし&放置での収入だと考えればスゴイと思いませんか?
ウェルスナビ以外にロボアドバイザー型はある?
投資初心者さんにおすすめなのが、ロボアドバイザー型かつ投資一任型の商品。つまり、知識なし&丸投げで投資できるタイプですね。
ここでは、そのようなタイプのサービスをいくつかご紹介します。
・トラノコ
・楽ラップ
・マメタス
・クロエ
・マネラップ
・ダイワファンドラップ オンライン
今のところ私は、テオ、楽ラップ、トラノコで運用を開始しています。どれも丸投げOKなので楽ですよ。
今後、他のサービスも少しずつ試していきたいと考えています。
ウェルスナビにリスクはないの?
自動で投資してくれるウェルスナビですが、「本当にリスクはないの?」と気になりますよね。結論から言ってしまうと、リスクはあります。
また、大手銀行が出資していると言っても、ウェルスナビ自体はやはりベンチャー企業。私自身、実際に利用して今のところ困ったことはありませんが、今後どんなリスクが出てくるか分かりません。
しかし、ウェルスナビには投資家の資本を保証する制度があります。
上記の画像はテオのものですが、「会社が破綻しても預かった資産は保護される」と書かれています。
つまり、会社になにかあったとしても、預けたお金がゼロになることはないということですね。
とは言っても、保証金額に上限はありますし、投資は余剰金で行うのが鉄則。「生活費まで使って大きく儲けよう」と考えるのではなく、無理のない範囲で投資するようにしてくださいね。
ウェルスナビのデメリットは?
初心者でも簡単に運用できるウェルスナビですが、自由度が制限されているというデメリットがあります。
つまり、丸投げOKであるがために、自分が期待する商品に投資するなどの調節ができないのです。
しかし、投資方法が制限されているということは、投資者が自分で判断して決めなければいけないことが少ないということ。投資上級者にとってはデメリットかもしれませんが、初心者にとっては反対にメリットだと言えるかもしれませんね。
ちなみに、ウェルスナビ以外のロボアドバイザーも運用コースは3~5つ程度しか用意されていません。やはり、ロボアドバイザー自体が初心者向けなのかもしれませんね。
ウェルスナビのような積立型は早く始めるべし!
ウェルスナビのような丸投げタイプの積み立て型は、数年~数十年の長い期間で投資し続けることが前提です。
つまり、若いうちから運用を始めることによって、運用期間が長くなりリターンが大きくなる可能性が高いのです。
とは言っても、やはり投資にはリスクはつきもの。生活費や通常の貯金を確保した上で、余剰金で行いましょう。
実際に私も、毎月の生活費はもちろん、万が一の際に数か月は生活できるだけの貯金を確保した上で、余った分を投資に回すようにしています。
ウェルスナビは初心者向けの投資サービス!
今回ご紹介したウェルスナビは、丸投げするだけで投資ができるサービス。知識がなくてもできるため、若い人や投資初心者さんにおすすめです。
特に、ウェルスナビは積立型の投資サービスであるため、長期間に渡って投資し続けることによって、より大きなリターンが期待できます。そういう意味でもやはり若い人にもおすすめなのです。
しかし、リスクが全くない訳ではないということを覚えておきましょう。ご自身の無理のない範囲で、余剰金を使って投資を始めてみてくださいね。